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【ぼったくり】不動産投資セールスマンが来た話。

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こんばんは、情弱マンです。

世界一憂鬱な月曜日を乗り切ったみなさんお疲れ様です。

今日も疲れました。

でも仲の良い後輩と業務終了後怖い話で盛り上がって楽しかったっからチャラですね(笑)

 

今日はぼったくり不動産投資のセールスマンが家に来た時の話をしたいと思います。

結論ですが自分は騙されませんでした。

おもしろくないですね(笑)

なぜかというと税金の知識があったおかげです。

悔しいですが、大嫌いな今の会社に感謝しなければなりません。

 

前置きはここまでにして早速話していきたいと思います。

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そいつは突然現れた。

ちょうど1年前の今頃です。

その日は日曜日で少し雨が降っていました。

お昼時間だったのでレトルトのミートソースパスタを食っていました。

<ピンポーン>

チャイムが鳴りました。

普段であればインターホンで誰が来たかを確認してから出るのですが、このときはなぜかインターホンすら水に玄関を開けてしまいました。

玄関を開けると、白いポロシャツに黒のスキニーフィットジーンズを身にまとったとても爽やかそうな兄ちゃんが立っていました。

開けた瞬間「なんか嫌な予感するな~」って思いました。

細かくは覚えていないですがその兄ちゃんは自分にこう言いました。

 

はじめまして!

お休みのところすみません。突然ですが情弱マンさんは資産運用はされていますか?

 

こんなことを言われました。

今では積立nisaや個別株にすこーしだけ投資して資産運用するようになりましたが、1年前の自分にとっては

 

へ、なにそれ?

こんなかんじでした。

もちろん全くしていないと答えました。

そしたらその兄ちゃんが

資産運用はとても大事ですよ。

今はたくさんの人が資産運用をしていてもはや当たり前のことになっています。

情弱マンさん、話だけ聞いてもらえませんか?

こう言ってきました。

正直うさんくさいと思いましたが、テレビのCMでも資産運用という言葉が出ていたのでまんまと話を聞いてしまいました。

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資産運用の方法

自分が話を聞くといった途端、セールスマンの兄ちゃんはこんなかんじの確定申告書を見せてきました。(数字は完全に同じではありません)

 

みなさんはこの確定申告書を見てどう思いますか?

注目すべきところは③不動産所得ー150万円、⑥給与所得346万円、⑨196万円です。

つまり不動産所得のマイナス部分と給与所得のプラス部分を相殺(差し引き)しているのです。

その結果、課税される所得金額は少なくなり、会社から引かれていた源泉徴収税額(給料から天引きされた税金)の一部が戻ってくるというのが大まかな仕組みです。

 

これは損益通算といって、事業所得や不動産所得などの利益がマイナスになった場合、ほかの所得のプラスの部分と相殺できるシステムのことをいいます。(全部が全部損益通算できるわけではありません)

 

そしてセールスマンの兄ちゃんはこの申告書を見せてこう言いました。

自分の会社が保有しているマンションに投資していただければ、毎年

26万円の所得税が戻ってきます!

戻ってきたお金で情弱マンさんの趣味や生活費に回せるので生活がだいぶ楽になりますよ!

自分はこの確定申告書を見た瞬間に思いました。

「間違いない、この申告書を出したら絶対に税務署に指摘される」

そりゃあそうですよね。

一年間で350万円も不動産収入があるのに利益がマイナス150万円って明らかに怪しいですもん。

言い負かされそうになる

そんでこんなかんじの会話になりました。

Q.1

自分は所得税とかの税金関係の仕事してるんですけど、こんな怪しい損益通算していたら税務署に怪しまれると思います。

どういう仕組みですか?

A.1

仕組みについてはこの申告書(さっきのやつ)を見たら分かってくれると思います。

このマンションに投資しないと絶対損ですよ!

Q.2

仕組みは分かりますけど決算書とかそういったのはないんですか?

それ見ないとなんで赤字になっているか分かりません。

A.2

そういったものは今日は持って来ていないのですが、後日近くの喫茶店でほかの方たちと一緒に説明会をする予定ですので情弱マンさんも来てくれたら説明します。

 

この兄ちゃんは不動産投資の収支の説明は一切せず、とにかく説明会に来るように言ってきました。

もちろん自分は断わりました。

絶対に税務署に怪しまれますよ。

パンフレットでもなんでもいいんで仕組みが書いてあるものをください。

じゃないと怪しすぎてとても投資できません。

こんなかんじのことをずっと言いました。

それでも何度も何度もセールスマンの兄ちゃんは説明会に来るように誘ってきました。

挙句の果てには

なんでそんなに怪しむんですか?

うちは全然怪しくないですよ。

何がそんなに気に食わないんですか?

資産運用してないなんて大人としてどうかと思いますよ(笑)

こんなことを言われました。

 

あまりにもしつこいのでこのときの自分は

「なんでもいいから早く帰ってくれ~、こんなのはNHKでたくさんじゃ!」

こう思っていました。

めんどくさくなって言いなりになる。

あまりにもしつこくてめんどくさかったので、

投資するかは別として説明会に行くから今日はここまでにしてくれませんか?

こう言いました。

そしたら

 

分かりました。

ではこちらの書類に住所、氏名、年齢、電話番号、年収、生活費、趣味、職場、家族構成を書いてください。

日程についてはあとで連絡します。

こう言われました。

結論から言いますが、自分は全部洗いざらい書きました。

自分でも大馬鹿だと思います。

ただそのときはこのめんどくさい押し問答から逃れたい、その一心でした。

書類に書いたら、兄ちゃんは

 

後日日程が決まりましたら改めて連絡させていただきます。

 

こう言い放って帰っていきました。

帰ったころには、昼飯のミートソースパスタは冷めてカピカピになり最悪の味でした。

着信拒否にして難を逃れる

それから数日してからのことです。

いつも通り出勤して昼飯を食っていたら、その会社から本当に電話がかかってきました。

なんでその会社からの電話と分かった理由ですが、兄ちゃんから会社の名刺をもらっていたからです。

もともと説明会に行く気などさらさらなかったのですが、無視しました。

そしたら鬼電の嵐。

多分仕事が終わるまでに10回くらいはかかっていたと思います。

さすがに怖くなったので、ここで伝家の宝刀「着信拒否」これで難を逃れてそれ以降セールスマンの兄ちゃんから連絡が来ることもなくなり、家に再度押しかけられることもありませんでした。

後日談

連絡は来なくなったものの、自分の中で

「実はあの兄ちゃんはほんとはいい人で、マンションに投資したら意外と得するのかも」

なんて少し思っていました。

 

そこで名刺に書いてあった会社をググったら、なんと実在したんですね。

※今は名刺を捨てたので会社名は覚えていません。

 

そしてその会社のホームページには不動産投資をしていることもちゃんと書いてありました。

ですが、相変わらず不動産投資の内容については細かく説明していなくてやっぱりどこか怪しい。

なのでYouTubeで「不動産投資 詐欺」で調べたらこんな動画がありました。

新築ワンルームの営業マン、説明する「数字」に矛盾! 徹底的に突っ込んでみた
他人の言うことを鵜呑みにしてはいけない―。これは不動産投資の「鉄則」だ。それでもなお、人に勧められるがままに物件を購入し、思うように収益が上がらず苦しむ人が後を絶たない。一体なぜ、彼らは他人に言われるがままに事を進めてしまったのか。その真相を探るべく、楽待編集部は投資用マンション営業の現場に潜入取材を敢行。今回は...

この動画を見た瞬間

 

あの兄ちゃん、同じ類のやつだ。

騙されなくてほんとによかった。

 

こう思いました。

多分説明会に言っていたら同じようなことを言われて丸め込まれていたかもしれません。

YouTube様ありがとう。

 

最後に

名前のとおり、情弱がゆえにぼったくり不動産投資の被害者になることろでしたが、税金の知識や税務署の考えていることが少し分かっていたおかげで大損しなくてすみました。

YouTubeの両学長も「銀行やセールスマンの言いなりになってぼったくり不動産投資をしないようしよう」にという趣旨の動画を投稿していました。

実際にぼったくり不動産投資を進められてほんとうに両学長の言うとおりだと身に染みて感じました。

不動産投資をするなら利回りの高い物件に投資するのは当たり前ですが、自分が買わされそうになったマンションなんて毎年利益が赤字の時点でどう考えてもおかしいですよね。

こういった悪徳セールスマンは、税金や不動産投資の知識のない人からお金を搾取するために近寄ってきますので、本当に注意しましょう。

今日はこれで終わりです。

おやすみなさい。

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