にほんブログ村スポンサーリンク
YouTubeで【N高政治部】麻生太郎副総理 特別授業（高校生のための主権者教育）という動画を見ました。
内容としては生徒の質問に対して麻生さんが自論を展開するような動画です。
おもしろかったのでぜひ見てください。
よくYahooニュースのコメント欄やTwitterで
「麻生は威張っていて常に偉そうにしている」
「消費税を増税した無能だ」
ってよく見かけるのですが、この動画見たらそんなことないと思いました。
逆にこの人が日本の副総理でよかったと思います。
義務教育について
「義務教育は多様性が抑え込まれる教育の仕方だと思う。国民一人一人が自分の考えを持つことが大事だと思うが義務教育についてどう思いますか？」
という質問に対して
- 今の時代、個人の生き方を尊重した方がいい。
- 幼稚園と小学校までを義務教育にしてその間にきちんとした教育を行い、中学校からは行きたい人だけいけばいい。
- 個人の生き方を尊重した方が才能も発揮しやすい。
このようなことを言っていました。
なるほど、そういう考え方もあるか～って思いました。
たしかに海外だと小学生くらいの子が飛び級ですごい大学に入ってたりします。
戦前の日本も義務教育がなかったので、飛び級でどんどん大学に入っていけたし、その分優秀な人も多かったんですかね。
それに麻生式義務教育になった場合、小さいうちから自分の生き方について考えることができるいい機会になると思います。
自分は当たり前のように
保育園→幼稚園→小学校→中学校→高校→専門学校→会社員
とほとんどの日本人が歩むような生き方をしてきました。
でもこれって自分で決めたことではありますが、なんとなく周囲に合わせるというかこういう生き方しかないって勝手に決めつけていたんだなって最近は思います。
なので若いうちから自分の生き方とかについて真剣に考えて行動していくためには義務教育の見直しはあってもいいのかな。
税金について
「増税と人口減少によって財政を回せなくなると思うが、増税以外に政策はありますか？」
という質問に対して
- 生産性を高めて税金を払う能力を高める。
と答えていました。
これについてはん～って思いました。
たしかにその通りかもしれないですけど、「税金を払う能力」という言葉がどうしても気に食わないですね。
ただ生産性を高めることに関しては、税収以外のことでもかなり大事だと思います。
自分の仕事の中でも、こんなことして何の意味があるの？ってことがたくさんあります。
- 目的がわからない無駄な会議
- 何を教えるためにやっているのか分からない研修
- アナログな作業
人を精神的に疲弊させているし、時間の無駄になることがとても多いです。
なので日本の会社の生産性をあげてもっと利益を増やすことはとても大切だなと思います。
日本の借金について
税金の話の中で、自分から日本の借金もされていました。
- 日本の借金は「円」だから問題ない。
つまり国の借金が１０００兆円を超えてどんどん増えていくからと国の財政が破綻するわけではないということを伝えたいのだと思います。
財務省のトップとしてよく言ってくれました。
マスコミや野党は大変だ！大変だ！と騒ぎますが、将来の日本に対して無駄に不安を植え付けるだけですからね。
冷静になって考えたらリーマンショックのときも東日本大震災のときもそして今回のコロナショックでも財政は破綻していませんからね。
財務省にはとっとと「プライマリーバランスを黒字化する」という目標を変えてもらいたいです。
最後に
麻生さんはすでに８０歳を超えているそうです。
おじいちゃんなので古臭い考え方しかもっていないのかなと思っていたのですが、変化が多くどんどん多様化する社会に対して、そして今後の日本人の生き方に対してああいう意見を持っていることは驚きでした。
日本にはまともな政治家はいないと言われるなか、すべてが完璧というわけではありませんが、日本のことを思っているいいな政治家だなと個人的には思いました。
以上です。
コメント